人間腸詰―夢野久作怪奇幻想傑作選
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人気ランキング : 47795位
定価 : ¥ 700
販売元 : 角川書店
発売日 : 2001-03 |
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恐怖小説というよりかは・・・・ |
夢野久作はやっぱり、基本的には不気味ユーモア小説家だと思いますね。ホラー小説家というよりも。「人間腸詰」には大笑いしました。「キチガイ地獄」や「少女地獄」などにしても自分の狂気に脚を掬われ、倒れていく人々を面白おかしく描いた作品と言えないこともないですし。
そして、「ドグラ・マグラ」にしたって、それは同じだと思います。
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焦点 |
収録されている、「焦点を合わせる」は”あるもの”にフォーカスが合ってゆく様。常々思ってしまうが夢野久作の文章は、本当にガシガシ読ませる。スラスラでもなくコツコツでもない。タイトルを見た時点でいったい何にフォーカスを合わせてゆくのかな?と、もう既に氏のペースにのせられてしまう。畳み掛けるようなテンポの良い流れには敬服してしまう。もう一つ気になるのが「空を飛ぶパラソル」の始め数頁の描写。なんともエロティックで生々しい。表題作の「人間腸詰」には期待し過ぎてしまい、ちょっとがっかり。全体で言えば可もなく不可もないといったところ。